生産性

これでほぼ1日かかる

早いか遅いかは人それぞれ

完成した作品を見ると、3時間有れば作れると思う

もう完成図が出来上がっていて、そこに何が必要かわかれば無駄なく作れる

設計図みたいなのが有れば最高なんだけど

実際は足したり引いたり、眺めたり唸ったり、つけたけどやっぱり嫌でとっちゃったり

完成したと思っても何か足りない感じがしてそこから１時間悩んだり、、

これを手間と言うのかわからないけどもっといいやり方が絶対あるはず

これを作るのに1日かかりますって自慢するアホにはなりたくない

３時間です！って自慢できる作家にならなければだめだ

そうじゃなきゃ食べていけないので！って

時間をかけることが何故か美徳な手作り業界には違和感がある

時間もコストも全く考えないで魂を削る芸術家とは違って

私たちクラフト作家というものは時間もコストも手間も身体にかかる負担も

販路も全て考えて作らなければいけない

オブジェだったらどこにどんなふうに飾ってもらいやすいか？

大きすぎやしないか、強度は大丈夫だろうか、、

皆、器用に立ち回らなければいけない

作れる数が少ないので金額が少々高くなります、、、

それは論外

どんなものにもある程度適正価格があって、見る人は全員知ってる

こんなものにこんな金額出せるか！って怒鳴ってるおやじは適正価格を知ってるから

だから作家はある程度の物量をある程度のスピードで作って

びっくりするほど高くない金額で売る努力をしなければいけない

と、自分は思っています

だから、今、この数が出来ない状況はブラック企業体質で

もっと余裕がある製作方法を見つける事も作家の大事な作業の一つ

さっきも書いたけど、ある程度ってところが大事だと思う

1日で一万円の作品が100個出来たってつまらない

ただ、この船シリーズも一万円なのですが1日一個じゃやっていけない

もっと効率を考えて、ある程度の数をもっと早く作れるようにしなければいけない

作家業とは非常に難易度が高いと思います