巨大生物
神社に謎のでかい木が横たわっていた
どちらかと言うと樹皮に近い部分だと思う
これって一部分だからどんだけでかい木なんだ
捨ててあるのか、祀ってあるのか、、
周りを見渡してもここに生えてた木ではなさそう
じゃあなぜこんなにでかいのをここに運んだのか?
かなり謎だ
ここまでデカイと一部分でも恐怖を感じる
UMAだ
海に打ち上げられた超巨大なタコの一部分って感じ
木は世界で1番大きな有機体らしい
自分が木を素材として選んだ理由はあまりにも不規則で魅力的だから
それなのに規則性に従うとなんと温かい表情を見せてくれるのかと
さらには種類の多さ
そして何より心引かれるのは朽ちるということ
何をもって生と死の判断をしていいかわからない木という存在
切っても死ではない
朽ちてなお生を感じる
釘を優しく受け止めて、ナイフの刃に従うかのように薄く削られる
海にもまれてさらに表情を変えられ、人の手で撫で回され飴色に変わり
いつだって誰のそばにも必ず、ある
いつの時代においても暮らしに何より寄り添ってる
とてつもないやつだ
もっと木の根幹を感じる作品を作ってみたい
木工家でも彫刻家でもない自分にしか出せない何かがきっとあるはず
信じて前に進もう
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