お疲れ

1番左の天板の上下が、、、、

逆です


前はこっちが上だったからいいんだけど、段がある面を下にしたほうが
棚として引き締まるような気がして右のタイプに変更


ガッツリ釘で固定するから、つけた後に気が付いた

疲れるとこう言う凡ミスが増える


縦軸の彫刻仕様に手間取りかなり疲れてたよう


この彫は最初に木工ろくろを手で削り出したら面白いんじゃないかと思い
始めた技法

ここまでずっとろくろ風に彫ってきましたが、何もせっかく手で掘り出してるんだから
機械じゃできない形にしようと思い色々挑戦してました

写真じゃわからないですが実際見ると手彫り感が出てて少しかっこよくなった気がします
気がするだけだと思うけど



何か新しい作品を作ろうとすると、今まで自分が身につけたり考え出した技法が
必ず役に立つように出来ていて、その一つ一つの積み重ねの集合体が新作になる

新しいようで実は新しくない

パッと思いついたアイデアを実現するには、それまで身につけた技術や経験が
どのくらいのキャパがあるかで実現できるか決まる


いきなりとんでもない技術は使えるはずもない

本当にコツコツと失敗と成功を繰り返し地層のようにできることが増えてくる

今の自分も大した技術はないけど悪戦苦闘しながらここまで身につけた


これはもうなんというか、変え難い自分の生きている証だと思う

ものつくりの人はみんなそれぞれの証を手に入れて自分にしか生み出せないものを
作り出す

あゝ、そうだ


人生も同じじゃないか


みんな何かをするために生まれたきた

使命のような何かを

自分にしかできないことを見つけて生きている人は輝いている


ということはものつくりの人はきっと輝いてる人が多いはずだ


苦しみながらも輝いてる人間にしか作れないものをこの世に生み出して
自分が生きた証を残す


もうこれしかないんじゃないかと思う


よし、これでいこう