お店の入り口の外でコツコツと音がするから何かと思って見てみると
かわいい鳥がガラスを突いてる音だった

入れてくれと言ってるのかまったく分からず

入れるわけにはいかんよ

どうせ暴れるでしょ



そういえばつい先日、何故か、、本当に何故か分からないけど
お店の商品にまぎれて鳥が1羽ひっそりと死んでいた

お客さんが気付く前に見つけてよかったけど、もしかすると
商品と思った人がいたかもしれない

うちのお店ならあり得るかと、、、


とにかくここは鳥が多い


引っ越してきて3年目だけどもう何羽家の窓にぶつかって死んでいったか、、


森の中に家を建てたせいで死んでしまった鳥に申し訳ないと毎回謝る


しかしお店の中で死んでいた鳥はどうやって入ったのか、死んでいた周りにも
細かい雑貨が沢山あるのに全く動いてないし、暴れた様子がない


本当に誰かがそっと置いていったんじゃないかと思うくらいひっそり死んでいた


謎だ


ふと、その鳥を探しにコツコツしてたのかなと思ったりもした


その入り口の鳥は二日間くらいずっとコツコツしたあと急にいなくなった


鳥は自分の中で愛おしいと思う時と全く何も思わない時があって
猫や犬とは違う生き物なんだなと思う(上手く表現しにくい)


意思疎通がほとんどできないし、触れないし、どこか掴みどころがない


それでも世界中のどこにでもいて、それがひとたびキャラクターやモチーフに
なった途端に可愛さが倍増する


これほどモチーフにされている動物っているのかな?

世界中からいいなと思うものを蒐集しているお店としては、知らない間に
集まってくる鳥モチーフのフォークアートの多さに驚く


そして鳥系の雑貨は売れ残らない



愛されてるなぁ


鳥よ




自分の作品もいろんな動物に手をだすんじゃなくて、鳥をもっと深く
愛でてあげたらいいんじゃないかと思ってる


そう思って作るも、なかなかこれといった鳥が作れない


やはり掴みどころがないのか?

愛が足りないのか?


鳥だけの展示もいつか必ずしたい