クラフトの世界

クラフトフェアが終わって思う事

今回のにわのわ でもそうだけど、転売屋がドンドン増えていく

自分は万が一に備えて対策したけど特に何もなかった

いつもはしない対策だけど、前回の大阪の個展で中国人の黒尽くめの団体が
沢山買い占めていった経緯があるための予防策でした

今回のにわのわ ではガラス作家さんが狙われていたようで、朝ゲート前に
並んでる人たちをチラッと見たんだけど、やっぱり中国人が多い印象

そしてこんな事言うのもなんだけど、みんなあんまりその作家さんに
興味あるのかな、、、?と思わざるを得ない雰囲気

まあ、こればっかりはこっちの思い違いかもしれないけど、、

その線引きができないからこそ対策に手こずる訳で、、


そもそも需要と供給のバランスが偏った上に異常なまでの所有欲が
この転売屋を蔓延らせる原因だとは思うんですが
作家モノと言われるジャンルに関しては供給を抑えてるわけではなく
できる限界があると言う点で、よくある限定品とは違う次元の話です


そのレア度もさらに所有欲を掻き立てる事になってるのかもしれませんが
手で作られ生み出されたモノをそのような第三者の欲の取引になっている事が
とにかく許せないのです

高くても買う人がいるから売る人がいるわけで
買う側もそのモノを手に入れる経緯を考えなければ作家の為ではないと言うことを
認識して欲しいと思っています

とか言っても無理だからこの状況があるんですよね


最終的には抽選方式しかないのかなとは思いますが
作り手である作家がここまで売る事に苦労するのもどうかと思ったりします
(もしかしたら抽選で当たって転売する人だっているわけだし)

前にも書いたけど、わたしたち作家はモノを作ってます

そのモノを欲しいと思ってくれた方とお金というモノで交換します

お金は大切なモノです

直接ではなくとも(オンラインやお店売り)その取引には
私達は心から感謝をしています

そこで発生するコミニュケーション(取引)がそのモノに対する
敬意であると思っています

転売で売り買いされたモノにはそのコミニュケーションが断ち切られています

眉唾な話ではないですが、モノには魂があります(これホント)

それを侮辱するような行為は同じ人間として越えてはいけないラインです

そんな事してる奴らはバチが当たるかは誰にもわかりませんが
人間として生まれてきたんだからこのラインを越えるような生き方は
とても貧しく自分自身にも申し訳ない行為なわけです

そこ気づかないの?って

本人達は犯罪に手を染めてるような感覚ではないのかもしれませんが
そんな魂で生きていて人間として本当に楽しいか?と思ってしまいます

法には触れずとも恥ずかしい、貧しい行為は自分に申し訳ないと気づかないと
この転売してる人達は無くならないんでしょうね


とにかく一度でもそれを作ってみればいい

絶対そんな事できなくなるから



だからもし罰する事が出来るとするなら、同じモノを作らせる刑に処する

しかもこれでよしって合格を出すのはその作家

自分だったら相当厳しくジャッジしますよ〜

何年かかりますかね〜

合格するのに



モノには魂がある

手で生み出されたものは尚更に


長年モノを扱う商売をしている人なら全員気付いてると思います


転売で買ったそのモノ

呪われないことを祈ります