プチ

どうしても今、木をあまり触れない

こんな軽い感じのしか作れない


木が重く感じちゃって、、

重量じゃなくてね



頑張って触ってみても馴染まない

どうしたもんか、、


馴染むまで様子を見るか

無理矢理でも馴染ませるか


状況的には後者一択

個人的には前者一択


努力が美徳に半分賛成、半分反対の中途半端なめんどくさい野郎なんで、苦しんだ先にあるものが光である事を切望しつつも、どこかで違う気もしてる自分がいる


努力した人がいいものを作れるとは限らないが、いいもの作ってる人は必ず努力してるなんて安っぽい名言集を見るような性格じゃないので、ひたすらに頑張る姿勢が必ずしも善だとは思わない

頑張っていても頑張って無いように見えて、自分も頑張ってる気がしてないのがかっこいいなぁ

ややこしいけど


一瞬の閃きで後世代々語り継がれるような素晴らしい音楽を作り出せた人が、毎日血の滲むような努力をしていてもしていなくても、いいものが作れる素質があると言う事が事実であると言うだけ

と言ったら軽薄なやつなんだなお前はと言われそう



自分はそれを天才だとか逸材だとかカリスマだとか言って崇める側の人間な事はとうの昔に知っているので、それを諦めと言う簡単な言葉ではなく、ただ知っているだけ


昔、サッカーやってた時に、全然練習してないのにめっちゃ上手い奴がいて、なるほどそう言うことかとプチ悟ったわけです

そいつが星飛雄馬のごとく、陰で死ぬほど練習してたらこのプチ悟りも消えたんだけど、本当に何にもしてなかった

そこから努力でそいつを抜く事は現実的に可能だったのかもしれないけど、昔から妙に冷めていた自分は、その素質と言うどうにもならない事実に驚愕したわけです


で、結局のところ見苦しくも頑張るしかできない自分に、まあそれも悪く無いかと本気で思う自分に呆れている日々です


努力したら半分くらい報われるって言うオチでいきまーす