鳥バード
枝を削って鳥の頭の部分だけのを作って見たら、かみさんに尻尾がないとダメだと言われました
わかっちゃいるけど、このテキトーな感じも好き
にわのわ に持って行って吊るしてみよう
そして只今、絶賛個展開催中です
場所は阪急うめだ本店の10階、暮らしのアトリエというところです
いつも思うのですが、百貨店にこんなものがあるなんて時代が変わったと思いませんか?
百貨店にはやはり百貨店クオリティという見えないハードルがあって、こう言う商品って好きな人もいるかもしれないけど、ピカピカじゃないし安定したクオリティでもない
どちらかと言うと百貨店的には危ない橋に思えるんです
売る側も買う側も寛容になったのかと言われれば素晴らしいことなのですが、昨今は寛容どころかクレーマーの嵐で、ちょっとの粗も見逃さない風潮の方が強いと思うんです
でも人間は、機械で作ったりそれに近いような完璧なものばかり見たり触ったりしてると、きっと逆のものが欲しくなるんですよね
その人間らしい感覚が、今は少し強めに求められている気がします
息苦しい世の中になりましたからね
だからと言って、やはり百貨店は百貨店なので、自分の作品のようなものを置きたいと言ってくれたことに、嬉しさよりも自分の作品が窮屈な感じに見えるんじゃないかとすごく悩みました
作った側としては、わがままでも雰囲気の合うところに置きたいですし
でも、大手の百貨店が自分の作品のようなものを置きたいと言ってくれたことを、自分としては百貨店の挑戦の1つに思えて、きっと百貨店も新しい道を模索し続けているはずだし、百貨店にこんなボロが並ぶ事の痛快さみたいなのを味わって見たくて置き始めました
決して上から目線ではありません
挑戦に対して一票投じたかったのです
(バイヤーさんは挑戦だとは思っていないかもしれないですが、、、)
百貨店に来て、こんなボロがあって、なんだか一瞬でも笑顔が出てくれれば本当に嬉しい
自分がよく小さい頃に行ってた百貨店とは違う、新しい感覚の百貨店がもっと増えたらいいな
そして出来れば地方の百貨店が、新しい価値観を自分達で見つけて、街の象徴としての場所になればもっと嬉しいな
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