副音声
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副音声で紹介
見ての通り灯台です
ちゃんと作りました
が、そこが迷いどころ
モチーフをはっきりくっきり作る事は自分の中では正解じゃない
うまいですねと言われることはむしろ、しまった!と思ってしまう
でも灯台は曖昧に作ると灯台に見えないところが難しいんです
家や舟や車は曖昧が逆に可愛く見える
舟なんか特に適当になればなるほど可愛さも増します
で、たまに灯台のように適当に作れないものもあります
作れないことはないんですが、色々試してもどうもうまくいかない
可愛くならないんです
(適当というのも実は適当ではないのですが、ここでは割愛)
なので、こういうモチーフはあまり採用されることがありません
自分の作品の中にはっきりくっきりしたものがあると、どうしてもそちらに目がいく
精巧にできたものは目を引きますからね
すると全体のバランスがそちらに引っ張られる
で、適当なのがさらに適当に見えてぼやけまくる
う〜ん、、
自分が作っている時に少し気をつけているのは、アートすぎず精巧すぎず適当すぎずなギリギリを狙うところです
アートも定義が広いので解釈が難しいですが、簡単に言うと難解過ぎないこと
精巧なのは言うまでもない、ジオラマの世界です
自分の狙いはとても狭いストライクゾーンをめがけて作っています
そこにはまればいいのですが、果たしてはまっているのか自分でもわかっていないのが現実です
でも、クラフトフェアで共感してくれる人がいると、ストライク!のジャッジをされたみたいですごく嬉しい
その数が多いことが良いことではないと思うのですが、自分の狭い世界が他の誰かを感動させる何かを持っているならそんなに嬉しいことはないと思っています
話が逸れましたが、ようははっきりくっきりの話です
はっきりくっきり作った方が見た目も華やかになり、好きになってくれる人も増えると思います
でもそこには行きたくない自分がいて、そのニッチな部分を掘り下げて行った方が楽しいタイプなんです
灯台が悪いわけでは無いのですが、灯台に限らず適当に作るとうまくいかないモチーフにはいつも悩まされます
でも灯台、、魅力的なモチーフ
今後この灯台が採用され続けるのか、乞うご期待
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