コロナになって思う事 作品編

コロナになって、どう変わったか

まず、オンラインでの販売に踏み切った

想像してた以上に反応があった

もちろん嬉しいし何より生活していく金銭的支えになっている

買っていただいた方にはめちゃくちゃ感謝してます

で、オンラインに載せる作品にすごく責任を感じ始めた

今までだって真剣に作っているし、出来上がった時には自分的ok の出た作品だけが

日の目を見てる

でも、今そのokがとても厳しい

昔の作品でそのままオンラインに載ることはあまりない

手直しが入る

新しく息を吹きかける意味もあるけど、やっぱりクオリティの問題

作品を作り続けていると当然過去と現在があるわけで、クオリティにだって差は出てくる

そうやって変化して進化する

その変換がこのコロナで急速にやってきた

今までだって必死に作ってきたんだから、悪いものなんて作ってる気はさらさらない

だからそのコロナ前と後で見た感じ大きく差を感じない人がほとんどかもしれない

でも大きく違う意識の問題

曖昧だった完成した時の合格ラインがグンと上がった

オンラインにその力があったかどうか自分にはわからないけど、とにかく

自己満足から１つプラスしてちゃんと喜んでもらえる作品になっているか

考えるようになった

その見えない相手の気持ちを考えてどう作品が変わるのか、自分でじっくり観察

したいと思っている

昔のはその目線で見ると少々乱暴な作品が多かったように思う

下手でも雑なわけでもないです

意識レベルなので、その変化が今回のコロナでの一番の変化です

あとはオンラインで作品１つ１つを色んな人がじっくり見れる事

直接見てほしいばかりにこだわって、クラフトフェアばかりにこだわって

そこに来れる人のことしか考えていなかった

今作品がよく動いてる状態で、それがいつパタリと終わるかわかりませんが

過度な期待はせずに作品１つ１つに真摯に向き合って作ることだけ考えてます

でも動いてると言う事実は今回の気づきを与えてくれた大きな要因の１つです

届いて実際に感動してもらえるようなものを作れていないなら作家をやめるくらい

の覚悟で作っています

ノスタルジックと言われてそうかなと思っていたけど、素直に見て

そう思ってくれる方が多いんだからきっとそうなんだと受け入れられる

自分に気づきました

これもコロナの変化です