企画展です



ノスタルジック


皆さんがどんな風に作品を見てくれているのか段々とわかってきました



自分はと言いますと、全く意識をしていないから不思議なもんです


それが逆にいいのかな?


ただ自分の内から出てくるものを作っているだけです


意識をしていることは昔から言ってるんですが、余白というか隙間を
感じてもらえるような作品作りです


作品の背景を想像してもらえるような、そんな感じです


きっとその見えない何かを皆さんの想像上の幻やノスタルジックな情景を重ねてくれている
気がしています


見てくれる人の力を借りると言う新しいジャンルをもっと追求できれば
さらに楽しい事が起きそうな気がしてます   


人間って想像したい生き物だと思うので




ある一点を目指しつつ、ラフでありたい

  
昨今はラフなモノが好まれてる傾向は雑貨屋として十分知っています


それをシャビーと言ったりブロカントと言ったりジャンクと言ったり
リユースと言ったり色々です


でもラフに仕上げようと思って作っているものでグッとくるものは
98%ないです


それってカッコつけてかっこいい人がほとんどいないのと同じで
狙うと結局見透かされちゃいます


結果ラフでありカッコいいのであって、意識しては真意にはたどり着けない気がしています


でもそこを狙う事に本気になるあまり無意識になり本物により近づける
もしくはそこに純粋度が高い作用が働くと見分けがつきにくい


雑貨屋で少しは良いもの惜しいものを沢山見てきた経験が少しは役に立っている
のかもしれない


まあいいか悪いかなんて個人の自由だし、いいも悪いも両方あってこそ面白い


自分が思ういいは誰かの悪いかもしれない


でも、自分が思ういいは誰にどう言われようと貫こうと思っています


ブレずにはしゃがず目立たぬように


河島英五みたい



流石に目立とうぜ、物売りなんだから